こんにちは。管理人のsinoです。
今回は小児でよく関わる疾患の1つ脳性麻痺の発生要因について説明します!
まとめはこちら。
脳性麻痺の発生要因
- 低出生体重
- 早産
- 双子(三つ子)
- 脳室周囲白質軟化症
この4つについて詳しく説明します!
低出生体重
脳性麻痺の3割以上は出生時の体重が 2,500g以下の低出生体重児であるといわれています。また、出生時の体重が低いほどリスクは高くなります。特に出生体重が1,400gより低いと脳性麻痺の割合は高いです。
早産
妊娠32週より早く生まれると脳性麻痺の割合が高いです。こちらも妊娠週数が少ないほどリスクは高くなります。
双子(三つ子)
双子の場合は早産・低出生体重となりやすく、1人で生まれてきた子供と比べるとリスクが高くなります。三つ子ではさらにリスクが高まります。
脳室周囲白質軟化症
脳室周囲白質軟化症(PVL:periventricularleukomalacia)とは、脳室周囲の白質に起こる虚血性脳病変(血がうまく流れずに生じる病気)であるといわれています。妊娠32週以下の早産児に多くみられ、早産児の脳性麻痺の主な原因となっています。
まとめ
今回は小児でよく関わる疾患の1つ脳性麻痺の発生要因について説明しました!
脳性麻痺と聞いた時にこれらの原因が思い浮かぶと、問診や情報収集がしやすくなりますね!