最近、寒暖の差が激しい感じがします。こんにちは。管理人のsinoです。
今回は希少植物を脅かす外来植物、ナガミヒナゲシについて説明します!

ナガミヒナゲシ

初めて、名前を聞きましたが、写真のようなオレンジ色の花です。
私の住んでいる埼玉県では今後分布の拡大で在来植物に影響を与えると思われるものとされています。

ナガミヒナゲシの開花時期は5月〜6月で、オレンジ色の小さい花を咲かせます。今の時期にどこでも咲いています。
初めて見たときはきれいな花だなと思い、気にして見ていたら、かなり大量に咲いています。

これだけ咲いてれば、それは影響出るよなぁって思うくらい。
日本全国に分布しているようなので、どの地域でも見れそうです!

ナガミヒナゲシはなぜ、在来植物に影響を与えるのか?

ナガミヒナゲシはすごい繁殖力があるのです! 1つの実で平均1500の種、1個体は100個の実をつけることもあるので、15万の種ができます。未熟な種子にも発芽力があります!

周辺植物の生育を阻げる

ナガミヒナゲシの根から出る物質が周辺の植物に及ぼす影響を調べると、他の植物の根の伸長に対して強い生育阻害活性を示したそうです。つまり、ナガミヒナゲシの根から出る物質が、周辺の他の植物の生育を阻害する作用を持っていることになります。ナガミヒナゲシがたくさん咲くと、その周辺の植物が育たなくなってしまいます。

かわいい花ですが、周辺植物の生育を阻げるとなると、繁殖力が大きいのも問題ですね。
何事も適度にしなければいけませんね。

ナガミヒナゲシは、未熟な種子にも発芽力があるので、開花後の刈り取りは、分布を広げることになるようです。ナガミヒナゲシの繁殖を防ぐには、花が咲く前の状態の時期に駆除することが重要だそうです。
今後、ナガミヒナゲシの周辺植物の様子見ていきたいな。生態系のバランス変わりそうなぐらい咲いてますので。

ナガミヒナゲシ以外にも・・・生態系等変化を起こしうる特定外来生物

ナガミヒナゲシは特定外来生物には指定されていませんが、生態系等変化を起こしうる特定外来生物が環境省から紹介されています。
植物以外にも様々な動物も紹介されています。

今までは知らなかったので気になりませんでしたが、意識して見てみると、ナガミヒナゲシ本当にどこでも、大量に咲いています。
繁殖力がすごいので、来年はどうなってしまうのだろう・・・
来年も気にして見ていきたいと思います。知ると見えるモノが変わってくるので、不思議ですね。知らないことはたくさんあります。

まとめ

今回は希少植物を脅かす外来植物、ナガミヒナゲシについて説明しました!
調べてみて初めてこんな種類の花があるのだと知りました!興味って大事ですね!どこにでも生えてて怖い・・・

 




ナガミヒナゲシ