栃木ブレックス優勝おめでとう!元栃木人として嬉しいです!こんにちは。管理人のsinoです!
今回は、なんで症例発表がやりたくないのか。理由がわかった。ので書いていきます。
誰もが通る症例発表!やりたがる人いるのか?
まずは、実習で必ずと言っていいほど行う症例発表。
あんまり、いいイメージはない。
みなさんはどうですか?いいイメージあります?
ずっと、なんで症例発表をやりなくないのかを考えていました。
最近、やりたくないのは何故なのかがわかった気がするのです。
症例発表の2つの問題点
①目的が不明確
症例発表はなんのためにやるのか。
発表者のため、利用者のため、自施設のためと目的はいろいろあると思う。
目的が違えば、どう対応するかも変わってくる。
実習であれば、発表者のためかもしれない。
臨床の発表であれば、対象者のためかもしれない。
自・他施設から依頼されて、発表を出す時があるかもしれない。
症例発表を聞くときは、その発表がなんのために行われるのかを考えなければならない。
そうでなければ、お互いの認識が異なってしまう。
認識が違えばうまくはいかないだろう。
目的がちゃんと理解されていない場合や共有されていない場合が多いのが問題だ。
例えば、上司は施設のために発表を依頼した。依頼された人は対象者のための発表をしたいと依頼を受けた。
学校の指導者は実習生の発表は発表者のために行われると思っているが、臨床指導者は対象者のための発表だと思っている。
これで一番困るのは、発表者だ。
だから、やりたくなくなるのだ。
②質疑応答の意図
①のように目的が不明確なため、それぞれが、なんのために質疑をするかの意図がわかりづらい。
発表者は質疑の意図を読み取り、それに合わせて、応答しなきゃいけないから大変だ。
つまり、質疑応答は発表者のスキルによって、何を質疑できるのかが決まるのだ。
質疑応答がうまくいく場合は、発表者のスキルが高いときだ。
ほどんどの場合、質疑応答は質問者の方が知識や経験が高いことが多い。
これではうまくいかない。
もし、質問者の方が知識や経験が高いことが多い場合は質疑応答ではなく、ディベート形式を取るべきだと思う。
1対1だからディベート形式でも問題はあるけどね。できれば複数人で話し合える方がいいよね。
対象者のことを考えるなら、他職種と対等な立場でのディベートが理想だと思う!テレビでアメリカではこんな風にディベートされてるように見えた。
ちなみに、ディスカッションとディベートって違いがあって、自分もよくディスカッションと言ってしまうが、ディベートが言葉として適していると思う。
ディスカッションはお互いの主観的な意見の交換という側面が強い。ディベートは客観的な論理を展開する側面が強く、様々な角度からの問題の検証と解決策の選択を行う。
これを考えるとディベートが適していると思う。
結局、知識や経験の少ない発表者は困る。
だから、やりたくなくなるのだ。
まとめ
今回は、なんで症例発表がやりたくないのか。理由がわかった。ので書きました。
自分の中では、これでスッキリ!な感じです。
もちろん、症例発表やってもいいって感じることもあります。
それは、以上の2点を理解した上で発表者が必要以上に困らないように配慮されている場合です。
私は実習指導者やったことあるけれど、まだまだ配慮が足りなかったなーと反省。
また、機会があれば意識していきたいと思います!