東京都理学療法士協会が進める、Stop the steps に不安を感じる

東京都理学療法士協会




訪問していると、梅雨に雨が降らないのは嬉しいですが、暑いのも大変ですね。こんにちは。管理人のsinoです!
今回は東京都理学療法士協会が進める、Stop the steps に不安を感じているので、その話をします。

Stop the steps

Stop the stepsはこの前の東京都理学療法学会で進めていた、プロジェクトです。
エスカレーター、止まって乗りたい人がいると題して、右側の手すりをつかまりたい人のためにエスカレーターの右側を歩くのをやめましょうというプロジェクトです。

これ、聞いたときにできないでしょ!と思ってしまいました。
そして、なんでそれやるの?とも思ってしまいました。

Stop the stepsを行うきっかけ

Stop the stepsを行うきっかけになったことを学会で発起人?らしき人が話していました。

パラリンピックの選手が何か理学療法士に期待することはありますか?との質問に、そろそろエスカレーターの右側を歩くのをやめませんか?と言われたそうです。
そのときに衝撃を受けて、今回のプロジェクトに至ったようです。

ちなみに、その人自身はエスカレーターの右側で止まろうとしたが、周囲の雰囲気で、右側で止まれずに結局歩いている。と発言されていました。
みんなでやれば、できるんじゃないかと言っていましたが、出来ないでしょう。

だって、誰もやる人がいないんだもの。
私はエスカレーターの右側で止まるなど出来ません。

Stop the stepsの本質的な問題とは?

止まりましょうと言うことは簡単です。が、こんなに実現性がないなら、意味ないのでは?
なんで、右側を歩かなければならないかを考えなくてはダメでしょう。

パラリンピックの選手が発言したなら、毎回止まる必要はないわけで、困っている人を見つけたら声かけしやすい社会を作ればいいわけです。
言われたからやるのではなく、その背景にある問題に目を向けられなければ、本質的な改善はみられませんよね。

困っている人に協力しやすい社会を作ることが重要だと感じてしまいます。

エスカレーターを使いやすいように工夫する

なぜ、エスカレーターの右側を歩かなければならないか。理由を考えてみました。

時間に追われていたり、使う時間が集中しているため、早い移動を迫られる

エスカレーターを使う時間を分散させたり、エスカレーターを使わなくて済むようにしたらどうでしょう。

職場の近隣に家を持つことを推進したり、通勤時間を分散したりすることです。
これこそ、理学療法士会がやるべき、現実的な方法なのでは?

1人用のエスカレーターを推奨する

1人用のエスカレーターであれば、左右に持ち手がありますから、安心して乗ることができます。

 

なんだか、いろいろなことを書きましたが、問題の本質を考えて、行動することは重要だと思いますし、できない目標を立てることは、信頼を失うことにも繋がると思うので不安に感じてしまいました。

まとめ

今回は東京都理学療法士協会が進める、Stop the steps に不安を感じているので、その話をしました。
物事の本質を考えるって大事なことです!

皆さんは、どのように感じましたでしょうか?
いい方向に進んでいけばいいと思います!




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