子供の肥満の評価

子供肥満




たまに卵かけご飯食べたくなる。こんにちは管理人のsinoです。
今回は子供の肥満の評価について説明します!

子供の肥満

近年、食生活や活動量などの社会環境の変化により、子供の肥満は増えています。思春期以降の肥満は成人期以降の肥満につながり、生活習慣病の増加が予想されます。

小児疾患では肥満となりやすい疾患もあり、成人期以降の健康のために肥満についての評価も重要となります。

子供の肥満の評価

子供の肥満の評価は以下の3つが推奨されています。

標準成長曲線

標準的な成長の度合いを年齢毎に表したものです。 標準成長曲線に表示されている標準偏差(SD)は、+2.0SD~−2.0SDの間に約95%の子供が入ります。

+2.0SD以上である場合は肥満を疑いましょう。

BMI(3ヶ月〜5歳ではカウプ指数と呼ばれます)

BMI=体重[kg]÷身長 [m]÷身長 [m]

BMIから肥満を評価する方法として、男女別のBMIパーセンタイル曲線を使用します。

BMIパーセンタイル曲線で以下のように評価します。

85~95パーセンタイル 過体重
95パーセンタイル以上 肥満

 

肥満度

肥満度=(体重[kg]−標準体重[kg])÷標準体重[kg]x100
肥満度で以下のように評価します。

幼児

15%以上 太りぎみ
20%以上 やや太りすぎ
30%以上 太りすぎ

学童

20%以上 軽度肥満
30%以上 中等度肥満
50%以上 高度肥満

まとめ

今回は子供の肥満の評価について説明しました!
最近の傾向として、肥満の子供は増えてきています。肥満の評価もできるように知っておきましょう!




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