咳止め薬のコデイン、小児禁忌になります

コデイン




眠いです。こんにちは、管理人のsinoです!
今回は咳止め薬に含まれるコデインが小児禁忌になるお話です。

コデイン

コデインは咳止めの効果があり、咳止め薬の成分の1種です。
2017年にアメリカで副作用の危険が指摘され、12歳未満の小児への使用が禁忌となりました。

日本でもそれを受けて、平成30年までを移行期間として、平成31年から12歳未満の小児へのコデインの使用は禁忌となります。

小児科ではコデインが処方されることは現在でも少なく、今までもコデインの使用はあまり推奨されていませんでした。

そのため、今回主に対象となるのは、薬局などの市販の咳止め薬ですね。現在は市販の薬でコデインを含むこども用の薬があります。今から使用しないことがいいのかもしれません。

 

コデインの副作用

アメリカでは呼吸抑制が生じるリスクがあると言われています。

日本でもコデインを含む薬剤で、呼吸抑制などの重篤な副作用報告も挙げられています。日本小児呼吸器学会のガイドラインでもコデインの使用は推奨されていませんし、小児科学会からも使用を制限すべきと訴えていました。

 

まとめ

今回は咳止め薬に含まれるコデインが小児禁忌になるお話でした。病院で処方されることは少ないと思いますが、薬局などの市販薬にはコデインを含むものもあるので、成分チェックしましょう!




コデイン